伊藤:これは皆さんに申し上げている事ですが、基本的には、ウェブやSNSを活用するメリットは二つしかないんですね。一つが地域の突破。それから二つ目が情報の蓄積なんですね。
伊藤:ローカルビジネスで愛知の一部だけだよっていうところになると、ウェブとの相性は悪いわけですよね。
伊藤:例えば、オンライン面談でアドバイスが受けられますみたいな事だったら、地域は関係ないので。Zoom面談とかね。
伊藤:お見合いとか街コンみたいな時に、こういう風にすると印象が良いですよとか、マナー教室みたいなものであれば地域突破できるんで、そういうものも展開してみるとか。
伊藤:あるいは蓄積でいうと、マナーみたいなものをブログでどんどん書いていくとか。
伊藤:SNSで一本釣りがちょっと厳しいサービス業界だと思うので、そういった視点を変えてチャレンジするっていうのは一つの手かなと思います。
伊藤:一方で、広告は広告できちんと機能させていかないといけないので。
伊藤:前ご要望をいただいたのは、LPを解剖、分析してみましょうみたいなことをいただいてたと思うんですけど、それを今からやります?
Y.K:LPのレビューをいただくのはどうですかっていうことで、先月の終わりだったか、そんなことをM.Mさんにご提案したかなと覚えてるんですけど。
Y.K:これがLPですね、アプリの現実逃避から抜け出して、来年の今日は隣に運命の人がいる未来へという、そういう画面が見えてます。
M.M:これでずらずらずらっと縦長に、ある感じです。下のほうへ。
M.M:で、成婚率。年齢別の成婚率などデータを見せています。
Y.K:IBJさんですね。
M.M:IBJで、選択していくと自分はどういうタイプみたいなものがあって。
Y.K:女性向けですね。
M.M:そうですね。これ女性向けで作ったんですね。
Y.K:色も、イラストも女性向けですね。
M.M:最初もうちょっと薄いピンク、淡い色、ブルーとかを使ってたんですけど、もうちょっとはっきりしてようかと思って、ちょっと濃くはしたんですけど。
M.M:で、この相談書の説明と、お客様の言葉と、今こういう風ですよ、よくある質問と、私の紹介って感じです。こんな感じですね。
M.M:ちょっと縦に長いんですが。
M.M:やっぱりこういうLPも、完全に女性向けの色使いとかデザインなので、男性向けできちっと出していかないと、やっぱりなかなか難しいっていう感じでしょうか。
Y.K:男性を募集する必要があるんでしょうか。
M.M:別に女性しか会員さんを受けないとか、そういうことはないので。
M.M:もちろん男性でもいいし、男性の方が多いのは多いと思うんですよ。独身の男性ってこの辺は多いと思うんですけど。
M.M:ただ成婚に向かおうとすると、女性の方が意欲的であったりとかするので、女性の方が成婚に向かうと思って、まだ立ち上げてすぐなので、女性の方に力を入れてるっていう感じなんですけど。
M.M:そんな感じで、男性の方が多いので女性の方が少ないので、女性の方が成婚。確率が高いっていうイメージですね。
伊藤:そうですね。まずソースを見るとタグマネージャーが入ってるので、おそらくGA4が入ってると思います。
伊藤:なので、男女別の直帰率を見てみてください。男性の方がやっぱり率が激しいようであれば、男女別のLPを用意したほうがいいねってことになると思うので。
伊藤:なるべくお金をかけずに、現状がどうかっていうところを見ないと。
M.M:そうなんですよ。
伊藤:あとは、Googleフォームに飛ぶのがよくなくて、できればこのページ内で入力させないと。
伊藤:さっき言ったように、シングルページ、シングルサービス。これがLPの基本。
伊藤:この中に入力とか問い合わせのフォームを入れないと、クリックして別に飛ぶってなると、それでまた離脱するので。
M.M:そうなんですね。
伊藤:離脱を招くような仕様になっている。
M.M:もともとはホームページにも予約のページがあって、もともとはそこに飛ぶように作ってあったんですけど、私もよく分からなくて、LPを作ってくださった方が、このGoogleフォームのほうがハードルが低いんじゃないかっていうので、途中で変更しちゃったんですね、Googleフォームのほうに。
M.M:確かにGoogleフォームだと、普段にGoogle使ってるとか、1回入ってるので、すぐ入れるんですけど、Google普段使ってない人とかは、そこからまた入ってっていう、確かにちょっとめんどくさいところはあるかなと思います。
伊藤:ちょっと過激なことを言うと、それだとシングルページじゃないので、これはLPじゃないですと言いたい。
M.M:そうなんですか。
伊藤:一画面で勝負しないと、離脱しちゃうんで、どうせGoogleフォーム使うんだったら、ここにも埋め込めるので、ボタンつける必要ないんですよ。
M.M:そうなんですか。
伊藤:ただGoogleフォームの問題的なところがあって、デザインがクソダサいですよね。
M.M:確かに。
伊藤:なので本来的にベストプラクティスを言うと、デザイン性も整った問い合わせのフォームを、このページ内に作るべきです。
M.M:そうすると、それっていうのは、ごめんなさい、本当に初期的なことなんですけど、ここのページの中に作ると、どういうふうにこっちに飛んでくる感じになるんでしょうか。
伊藤:基本的にはメール。
M.M:あ、メールってことですね。なるほど。
伊藤:なので、それは検討されたほうがいいかなと思います。
伊藤:もう一つ、逃げ道がないんですよ、このランディングページには。
伊藤:つまり、なんとなく良いなと思っても、今じゃないなって人がたくさんいる中で、逃げ道がないので、ちゃんと逃げ道を用意してあげる。
伊藤:逃げ道は何かっていうと、LINEだったりインスタグラムだったり。
伊藤:どっちかでいいんで、気に入ったらいいなと思ったらフォローしてねっていうふうにしておくと、それが後々の資産になるので、それをやってないよねって。
Y.K:たしかにLINEとかインスタグラムのバナーが貼ってないんですね。
伊藤:LPの中で3ヶ所ぐらいにフォローボタンを付けるだけで、そのときはタイミングじゃないなと思っても、なんとなくニュースが流れてくるうちに、やっぱりちょっと相談してみようかなっていうふうになるんで、見込み客を頭からカットしちゃってるんで、それはよくないですね。
M.M:それはすぐにやります。
Y.K:IBJ正規加盟店っていうことで、これIBJの雛形か何かか、それともプログラムとか広告代理店にLP作ってくれっていうふうにお願いしたのか、二択であればどちらですか。
M.M:お願いしたほうです。IBJは関係ないです。IBJの加盟店だからロゴとかを使ってもいいということで。
M.M:ロゴは決まったものを必ず使うようにっていうのがあるので、それは入れてますけど、あとは本当に何をしても自由なので、これは自分でLPを作ってる業者さんにお願いしたものです。
Y.K:そこは解析とか分析はレポートとして毎月とか毎週とか、2週間に1回とか毎月とかいただけるところなんですか。
M.M:じゃなくて、これ本当に純粋にLPを作ってもらっただけなので、あとはサーバーも自分で用意して、自分でアップしてる感じです。
M.M:なので今の配信、インスタとかFacebookとかの広告の配信も自分で全部やってるっていう形です。
Y.K:分析とか解析とかも全て自分でやられてるんですか。
M.M:そうですね。この中に入ってるもので、見て、どんだけ来たなとか。
M.M:直帰率がどんなもんかなとか、あとは何分滞在してるとか、どこまで読んだとか。それはここの入ってる中で、自分で見てるだけです。
伊藤:あと何点かお伝えしていいですか。
M.M:はい。
伊藤:セカンドの部分がネガティブ要素がすごい出ちゃってるんで、ネガティブとかファクトはあったほうがいいんですけど、あるあるとかは50%以下、真ん中より下に持ってきてください。
M.M:最初じゃなくて後ろのほうにっていうことですか。
伊藤:最初はやっぱり夢物語だったり、抽象的なことでいいんですよ。
伊藤:そこに興味を示した人が、もっと深く知りたいなっていうタイミングでリアルを見せたほうがいいんで。
伊藤:ちょっと頭悩ませてるみたいな絵が2番目に差し込まれてるのは、ちょっといただけないなと。
Y.K:伊藤さんの言われるような、こんなモヤモヤ抱えてませんかっていう、これがネガティブ要素っていうことですか。
伊藤:はい。そこは後半であれば威力を発揮しますけど、上のほうだと逆にお客さんはそれを見たくないねっていうこと。
M.M:あ、目を逸らしたくなるんだ。
伊藤:あんまり上のほうに持ってきちゃいけない。
伊藤:逆にM.Mさんの情報が一番下にあるじゃないですか。
M.M:はい。
伊藤:それが3番目ぐらいにないとダメなんですよ。
M.M:私が責任を持ってやってますって言うのを見せないといけないんですね。
伊藤:IBJ云々ってあれば、IBJのマークもそのあたりに目立つよう設置したほうがいいんですよ。
伊藤:婚活やってる人だと、あれだなって分かるし、若い人でもなんとなく信頼がありそうな団体の方なのねっていうふうに、それが3番目ぐらい。なので、現状はセカンドがとっても悪い。
M.M:そういうことなんですね。
M.M:前半にハッピーな情報ってことですよね。なるほど。分かりました。
伊藤:こういったサービスの最大の差別化って何か?主催者と参加者がフィットするかどうかじゃないですか?
伊藤:Appleみたいに特別な機能があるわけじゃないので、そこをもっと全面的に打ち出したほうがいいかなと思います。
M.M:なるほど。分かりました。ありがとうございます。
M.M:なんかだいぶ修正して、もう一回再チャレンジを。ちょっと時間かかりますけど。
Y.K:せっかくなので、あと何点かM.Mさんにお伝えいただければ。
伊藤:あとはね、やっぱりCTAのボタンがダメなんですよね。
伊藤:これやりがちなんですけど、申し込むボタンが駄目。
M.M:ああはい。Googleに飛んじゃうやつですね。
伊藤:本当にフォームに入れたほうがいいんですけど、このボタン周りのデザイン自体がダメなんですよ。
M.M:そうなんですか。お申し込みはこちら。
伊藤:CTA,ボタンの作り方が全然分かってなくて、多分デザイナーのお絵かき遊びになっちゃってるんですね。
伊藤:CTA次第でこのLPの最終的な確率が変わってくる、この作り方って結構理論的で、みんな勉強してるんですね。この方は恐らくそんなに勉強してないんだなっていうのが良くわかります。
Y.K:伊藤さん、結構辛辣だ。すごい辛辣というか、鋭いけど。
伊藤:そこはみんな疎かにするというか、いい加減なんだけども、やっぱり最終的な水際ですから。
M.M:どういうのが逆にあれですか、そうすると。なんか押したくなっちゃうようなボタンとかっていうのが。
伊藤:要は逆に埋没しちゃってるんです、他の要素と区別がつかない。もっと区別をつけるような方法を。
M.M:へー、なるほど。
Y.K:その辺のご説明はデザイナーさんとか。この緑ボタンとかっていう説明はないんですね。
M.M:赤は情熱とか熱いっていう色で、緑は新芽とか成長するとか、生まれるとか、そういうのを連想されるっていうことで。
M.M:色をこだわる方って多いのかなって、私の方で聞かれる。なんでこれ緑なのかなとかね。
Y.K:私は単純に周りがピンクとかなので、逆の色に振ってきたのかなっていうふうに思っちゃったんですけど。
伊藤:ピンクと緑は補色なんで、相性はいいとはされてますね、デザイン上。
伊藤:それとウェブのデザインの神話として、ボタンは緑にしろっていうのがあるんですけど、30年ぐらい前のテストの結果なので、今どれくらい生きてるかわからないんですけど、無作為に作成されたボタンで一番クリックされた確率が多いのが緑だって言われているので、迷ったら緑にしろってのがあるんですけど、LINEも緑なんで、LINEも登録してほしいねってことであれば、緑は避けるべきかも。
伊藤:ここはもうちょっと工夫が必要ですね。
Y.K:鋭いね、相変わらず。
M.M:ちょっと、改めていろいろと考えたいと思います。
伊藤:サイトのほうはご自身で運営されてるっていうことなんですけど、何を使われてますか?
M.M:サイトっていうか、今の広告ですか?
伊藤:広告LPとは別にサイトを?
M.M:通常のホームページ。
伊藤:ホームページはホームページビルダーで作ってるのか、ワードプレスで作ってるのか?
M.M:ホームページはIBJの紹介の業者さんでお願いしたので、どういう作り方なのかがちょっと私わからないんです。
伊藤:私のほうで画面共有してもいいですか。
伊藤:エックスサーバーですね。エックスサーバーを使われてる。
M.M:そうです。
伊藤:また別のドメインに取ってるんですね。
M.M:そうですね。
伊藤:LPですかね。
M.M:このLPをエックスサーバーに入れました。
伊藤:ホームページもエックスサーバーですか。
M.M:ホームページは違います。その業者さんのサーバーです。
伊藤:ドメインが分かれてるってのは、あんまり上手くないと思うんですけど。
M.M:自分でやる用に、という事で取りました。
Y.K:サーバーが別々なのは、一箇所にしたほうが好ましいんですよね、伊藤さん。
伊藤:サーバーは関係ないです。それは管理とか料金の問題。
伊藤:ただ、ドメインが分かれてるのでもったいない。
Y.K:業者さんが違うのであれば、一緒にできないってことですか。
M.M:契約してからわかったんですけど、このホームページで今取ってるドメインが、持っていけないっていう。
M.M:他で、そのホームページのそこの業者さんでしか使えないっていうのなので、もしホームページを変えるとなると、また新しいのは取らないといけないっていう話だったんです。
M.M:ちょっとそこまで最初は私も。
伊藤:多分嘘だと思います。
伊藤:契約切られないためのもっともらしい嘘だと思います。
M.M:そうやって辞めるときは、もう持っていけないっていうふうで、作った後にそれを確認したら、そういう話だったので。
M.M:というのはあります。
Y.K:伊藤さんの意見は、それは契約切られて、毎月お金をサーバー代もらえなくなると困るので、それは嘘っていうことですか。
伊藤:そうですね。
伊藤:ドメイン自体はワールドワイドな組織が管理してるので。
伊藤:なので特定の会社しか使えないってことはない。
伊藤:移管の設定をしないと移管が取得できないので、移管を拒否してるっていうことでしょうね。
Y.K:.comというドメインと、.netというドメインが2つあるわけですね。
M.M:そうですね。
伊藤:いずれにしても、Googleアナリティクスが入ってると思うので、メタ広告の方の数値と、ページに飛んできた後の数値も、きちんとチェックする必要があると思うんですけど、Googleアナリティクスがどこで見れるかっていうのを、業者さんに確認してみてください。
M.M:分かりました。ありがとうございます。
Y.K:M.Mさん、参考になりましたでしょうか。
M.M:はい、とってもなりました。ありがとうございます。
M.M:今Instagramを流してますけど、ボタンが悪いのかな。
M.M:クリックまで来るんですけど、申し込みまでがちょっと到達してないので、ちょっと何かまだ考えたいなというふうに思います。
M.M:ありがとうございます。
伊藤:他に何かご質問ありますか。
M.M:大丈夫です。ありがとうございます。
伊藤:では、9月はこの辺りで終了とさせていただきます。
Y.K:はい、ありがとうございました。