
Googleアナリティクスとサーチコンソールの基本的な使い方を解説
※2024年11月の時点の情報となります。
SNSが注目を集める中、なぜ今さらSEO対策なのか?そんな疑問を持つ経営者も多いだろう。しかし、SEOには他のマーケティング手法にはない独特の魅力がある。運用コストの安さ、そして何より集客の永続性だ。3年前に書いた記事が今でもコンスタントに顧客を連れてくる。これこそがSEOの真価である。本記事では、実践的なSEOツールの活用法から内部施策まで、中小企業が今日から始められる具体的な手法を解説する。
こんな方に見て欲しい
中小企業の経営者・マーケティング担当者
限られた予算で効果的な集客を実現したい方,
SNS中心のマーケティングに疑問を感じている方
ウェブサイト運営者・ブログ運営者
自社サイトの検索順位を改善したい方
SEOツールの使い方を体系的に学びたい方
デジタルマーケティング初心者
ウェブマーケティングの基礎から学びたい方
実践的なツールの使い方を知りたい方

目次
なぜ今SEOなのか?SNS全盛時代における検索エンジン最適化の優位性
この項のまとめ
- SNSは即効性はあるが持続性に乏しく、SEOは継続的な集客が可能。
- SEOはコスト効率が高く、AIツール活用や外注でも比較的安価に運用可能。
- 成果が出るまで時間がかかるため、広告と組み合わせた戦略が効果的。
- 内部施策(内部リンク、タグ、alt属性)と外部施策(被リンク、サイテーション)の両方が必要。
- 信頼性のある著者情報や外部リンクの活用もSEO評価に大きく影響する。

SEO成果を可視化する必須ツール|Search ConsoleとGoogle Analytics活用法
この項のまとめ
- Search Consoleは「クリック前」の検索パフォーマンスを可視化する重要ツールで、URL申請や検索順位・クエリ分析が可能。
- サイトマップ(XML)を用いることでクロール申請を自動化でき、効率的なインデックス登録が行える。
- Google Analytics 4(GA4)は「訪問後」のユーザー行動を分析し、滞在時間・流入元・リアルタイム閲覧状況まで確認できる。
- GA4ではイベント(コンバージョン)計測が可能で、詳細な分析にはGoogle Tag Managerの併用が推奨される。
- 両ツールとも早期に設定しておくことで、後からでもSEO改善や施策の評価に役立つ蓄積データを得られる。

キーワード戦略と競合分析|勝ちやすい戦いを見つける無料・有料ツール活用術
この項のまとめ
- 第二キーワードの設定により競合の少ないニーズに対応でき、検索上位を狙いやすくなる。
- ユーザーの検索意図(ニーズ)の解像度を高めることで、成果に直結しやすい集客が可能。
- 競合性や検索ボリュームを把握することで、勝ちやすいキーワードを見極められる。
- UbersuggestやGRCなどのツールを使えば、難易度や順位変動を定量的に分析できる。
- Looker Studioを使えばGA4の制約を超えて、より柔軟で詳細なデータ分析が可能になる。
編集後記
如何でしょうか? SNSの華やかさに目を奪われがちな今、地味で地道なSEOという手法が、実は最も“裏切らない集客手段”であることを改めて感じさせられました。3年前に書いた記事が今も顧客を呼び込むという事実は、時間をかけて育てた資産のような価値がある証です。 GA4やSearch Consoleといったツールを使いこなせば、自社のWeb戦略に確かな“根”を張ることができます。派手な流行に振り回されるのではなく、静かに、しかし確実に成果を積み上げる。そんなSEOの世界へ、あなたも一歩踏み出してみませんか?

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講師紹介
株式会社ボンセレ 代表取締役
伊藤 祐介(いとう ゆうすけ)
❖ プロフィール
東京出身の“氷河期世代”。
身長182cm、見た目は大きめ、中身は細かめ。
公務員からスタートし、フレンチレストラン、築地魚河岸、ワインショップなど、業種も業界も超えて現場を経験。のちに広告代理店、EC支援、WEB制作へと軸足を移し、現在は複数企業のWEB戦略を支援。実務と現場視点に根ざした教育者です。
❖ 専門領域
WEBマーケティング/EC戦略立案
コンテンツ企画・制作
広告運用(SNS/検索)
顧客接点の設計とCRM支援
❖ 教育観・講義スタンス
「右腕は、育てることができる」。
人は“経験”だけでは変わりません。
変化するのは、思考のプロセスを鍛えたとき。
私は現場から、企画・広告・制作・接客・分析まで、すべての工程を実践してきました。だからこそ、「考えて動ける右腕」を育てるには、手を動かし、振り返り、問い直す場が必要だと考えています。
❖ 右腕育成にかける思い
「社長の想いを言語化し、現場に翻訳する存在」が右腕です。
単なるWEB人材ではなく、“経営を理解し、支える人材”を育てたい。
ひとつの強みを見つけ、自分にしかできない貢献の形を築く――
それが、このプログラムのゴールです。
❖ 私のルーツ
仮説実験授業(板倉聖宣 提唱)
科学的な思考法とディスカッションベースの学びに影響を受ける。プログラミングとの出会い
高校時代にBasicからスタート。VBAでの業務改善からWEB制作へ。
❖ 好きなこと
食べること・飲むこと・考えること。
最近のブームは激辛料理(ブートジョロキア)。
