SNSの目標を再設定しよう

【速報】Webマーケティング勉強会:講師が語るSNS3つの要点を整理 2025年11月開催分

※この記事は、実際に開催されたオンラインサロンの内容を元に作成しています。

開催情報

2025年11月、オンライン形式で「SNS等と向き合うか」をテーマにした勉強会を開催しました。参加者は中小企業の経営者や担当者で、Webマーケティングの視点からSNSの効果的な活用方法について学びました。

概要

SNSを運用しているものの、効果が見えづらく時間だけが過ぎていくと感じている方へ。本勉強会では、SNS運用の本当の目的、各媒体の特性、アカウントを伸ばすための具体的な施策を解説しました。「いいね」の数だけを追うのではなく、ビジネス成果につながるSNS活用法を身につけたい方におすすめの内容です。

今回のテーマとゴール

今回のテーマは「SNS等と向き合うか」でした。背景には、多くの企業がSNSを運用しているものの、その効果や目的が曖昧なまま時間とコストをかけている現状があります。勉強会のゴールは、SNS運用の真の目的を理解し、自社のビジネスに合った媒体選びと効果的な運用方法を自分で判断できる状態になることでした。

キーメッセージ3つ

▼キーメッセージ1:

結論:2025年現在、SNSをやらないという選択肢はないが、ブログなどのストック型メディアを優先すべき

補足:SNSはフロー型のため、投稿後3日で価値がなくなる特性がある。一方、ブログはストック型で価値が蓄積される。SNSはブログへの誘導手段として活用するのが効果的だ。

▼キーメッセージ2:

結論:SNS運用の目的は「認知を広める」「ファン化する」「自社サイトに誘導する」の3つに整理すべき

補足:SNSでは直接的な販売よりも認知拡大を目指すべき。売り込みはユーザーを冷めさせる。最終的には自社サイトへの誘導が重要で、そのためには価値あるコンテンツが必要だ。

▼キーメッセージ3:

結論:アカウントを伸ばすには「交流」「一貫性のある投稿」「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」が重要

補足:プラットフォームのアルゴリズムは交流を重視している。また、一貫性のない雑多な投稿はアルゴリズムに不利に働く。ユーザーからのコメントや言及を増やす工夫も必要だ。

参加者の質問と回答

▼Q&A:

Q1:最近のSNSの世代別利用傾向はどうなっていますか?例えばFacebookやThreadsなど。

A1:SNSは徐々にユーザー層が分かれてきています。例えば50代以上がFacebook、40代以上がインスタグラム、20代はThreadsという傾向があります。喫茶店で言えばスターバックスとコメダ珈琲のような違いです。媒体によって利用者層が異なるため、ターゲットに合わせた選択が重要です。

Q2:インスタグラムとFacebookの連携はどうすればよいですか?

A2:メタのアカウントがあれば、インスタグラムとFacebookを連携させることができます。インスタグラムで投稿したものが自動的にFacebookにも投稿される設定が可能です。ITリテラシーがあれば難しくないので、試してみる価値はあります。

参加者の声・気づき

▼参加者の声:

・参加者A:「高く売るコツやスタッフのこだわりなど、より身近に感じていただけるような投稿をしていきたいと思いました。特に出張買取は値段より『この人に頼みたい』と思ってもらえることが大事だと気づきました。」

・参加者B:「インスタグラムかどうかというところの見直しはもう一度ちゃんとかけた方がいいと思いました。自分が使いやすいからという理由だけでなく、ターゲット層に合わせた媒体選びが必要だと感じています。」

・参加者C:「SNSの取るべき三つの施策(質の高い投稿、いいねといいね返し、コメント付けとコメント返し)に間違いはなかったと実感しました。」

次にやるべきアクション

▼明日からできるアクション:

・SNS運用の目的を「認知拡大」「ファン化」「自社サイトへの誘導」の3つに整理し直す

・自社のターゲット層に最適なSNS媒体を再検討する

・1日30分程度の時間を決めて、コツコツとSNS運用を継続する

この回の詳細レポート記事

SEOのツールをマスターしよう

SNS運用の全体像を解説「中小企業のSNS運用で失敗しないための戦略設計」

こちらの関連記事も併せてご覧ください。「SNS運用」を総論的に解説しています。

詳細レポートを11月25日に公開いたしました。

ボンセレ代表 伊藤祐介

講師紹介

株式会社ボンセレ 代表取締役
伊藤 祐介(いとう ゆうすけ)

 

❖ プロフィール

東京出身の“氷河期世代”。
身長182cm、見た目は大きめ、中身は細かめ。

公務員からスタートし、フレンチレストラン、築地魚河岸、ワインショップなど、業種も業界も超えて現場を経験。のちに広告代理店、EC支援、WEB制作へと軸足を移し、現在は複数企業のWEB戦略を支援。実務と現場視点に根ざした教育者です。


❖ 専門領域

  • WEBマーケティング/EC戦略立案

  • コンテンツ企画・制作

  • 広告運用(SNS/検索)

  • 顧客接点の設計とCRM支援


❖ 教育観・講義スタンス

「右腕は、育てることができる」。
人は“経験”だけでは変わりません。
変化するのは、思考のプロセスを鍛えたとき。

私は現場から、企画・広告・制作・接客・分析まで、すべての工程を実践してきました。だからこそ、「考えて動ける右腕」を育てるには、手を動かし、振り返り、問い直す場が必要だと考えています。


❖ 右腕育成にかける思い

「社長の想いを言語化し、現場に翻訳する存在」が右腕です。
単なるWEB人材ではなく、“経営を理解し、支える人材”を育てたい
ひとつの強みを見つけ、自分にしかできない貢献の形を築く――
それが、このプログラムのゴールです。


❖ 私のルーツ

  • 仮説実験授業(板倉聖宣 提唱)
     科学的な思考法とディスカッションベースの学びに影響を受ける。

  • プログラミングとの出会い
     高校時代にBasicからスタート。VBAでの業務改善からWEB制作へ。


❖ 好きなこと

食べること・飲むこと・考えること。
最近のブームは激辛料理(ブートジョロキア)。

次回の開催

日時:2025年12月16日(火)17時~
開催方法:オンライン開催(ZOOM)
テーマ:ライティングは内製化の時代へ

メタ思考のグリア、詳細はこちら

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