【勉強会実況】全ての施策の土台となる「顧客理解」の本質を問う|第1回開催報告

第1回Web勉強会「マーケティングとは何か」をインフォグラフィックで解説

※本勉強会は終了しました。当日の議論の要点と、参加者からのQ&Aをページ後半に追記しています。

■第1回テーマ:WEBマーケティングとは?

「マーケティングって結局、何なんだろう?」——これは私たち自身、ずっと抱えてきた問いです。広告やSNSだけでは語りきれない、でも確かに“売れる仕組み”をつくる営み。今回の勉強会では、その曖昧な輪郭を少しずつ言語化しながら、私たちなりの解釈を共有してみました。正解のない世界だからこそ、まずは基本に立ち返り、一緒に考えるところから始めてみましょう。(参加無料)

■詳細

【開催日時】2025年5月20日(火) 17:00〜18:30
【開催形式】オンライン(Zoom)
【参加費】無料(一部は有料)
【対象】メタ思考に関心のある社会人・若手リーダー層
【主催】株式会社ボンセレ

講義内容

実は、マーケティング=広告ではありません。最近は、広告やマーケティングの基本的な概念を学んでいない方が増えてきました。
今回は、マーケットインの基本的な考え方や、メディアミックの基本まで、総論的な内容を中心に、講義をいたします。後半は有料会員の課題に向き合います。

参加方法

以下のページから「無料枠を視聴する」ボタンを押すとZOOMが起動します。
 メタ思考のグリア

備考:
 ※事前にZOOMのインストールをしておいてください。

第1回Web勉強会「マーケティングとは何か?」で使用したマインドマップの全体像

開催レポート

【速報】マーケティングとは何か?Web広告だけでは限界がある理由と3つのメディアミックス戦略

※この記事は、実際に開催されたオンラインサロンの内容を元に作成しています。

開催情報:

弊社主催のオンライン勉強会「メタ思考のグリア」第1回を開催しました。参加者は中小企業の経営者・マーケティング担当者・信用金庫職員など5名で、Zoomを使ったオンライン形式で実施しました。

概要

 

「マーケティング=Web広告」と思っていませんか?実は、広告だけに頼ると利益が出ない、ブランディングができないという問題が起きています。今回の勉強会では、マーケティングの本質的な定義から、ペイドメディア・アーンドメディア・オウンドメディアの使い分け方まで、古典的理論をベースに現代のWebマーケティングを整理しました。特に中小企業が限られた予算で最大の効果を出すための優先順位と戦略について、具体的な事例を交えて解説しています。

今回のテーマとゴール

▼テーマとゴール:

今回のテーマは「マーケティングとは何か」でした。きっかけは、マーケティングという言葉が人によって異なる認識を持たれており、特に若い世代では「マーケティング=Web広告」と捉えられがちな現状があることです。勉強会のゴールは、参加者が正しいマーケティングの知識を習得し、テクニックに走らず本質的なアプローチで自社の課題解決ができる状態になることでした。

キーメッセージ3つ

▼キーメッセージ1:

結論:マーケティングとは「商品やサービスが効率よく売れる仕組み作り」である

補足:Web広告はマーケティングの一部に過ぎません。従来のマーケティングには事前調査、分析、商品企画開発、販促の4つの要素があり、広告(プロモーション)は最後の部分です。売り込みを不要にするのがマーケティングの理想であり、ドラッカーが言うように「マーケティングの反対語はselling(売り込み)」なのです。

▼キーメッセージ2:

結論:Webマーケティングはペイド・アーンド・オウンドの3つのメディアをバランスよく活用すべきである

補足:広告だけでは認知は上がるが深い理解や訴求力は得られません。SNSは第三者のレビューや感想で信頼性を高め、オウンドメディア(自社ブログ等)で詳しい説明や背景を伝えます。もし1つしかできないなら、最も訴求力が強いオウンドメディアを優先すべきです。

▼キーメッセージ3:

結論:商品単価4000円が広告活用の分岐点である‎‎

補足:3000円以下の商品は衝動買いしてもらえるため、広告やSNSでの販売が有効です。しかし4000円以上の商品は説明が必要になるため、オウンドメディアのウエートを高める必要があります。ただし低単価商品は売れても利益が出にくく、粗利5割以上ないと成立しないという課題もあります。

参加者の質問と回答

▼Q&A:

Q1:小売業の場合、3つのメディアの優先順位はどうなりますか? ‎‎

A1:バスケット単価が4000円以下なら広告やSNSが有効ですが、それ以上なら説明が必要になるためオウンドメディアの比重を上げるべきです。ただし低単価でも利益を出すには原価率の管理が重要になります。

Q2:事業規模に対する適切な広告予算の割合は?

A2:一般的には売上の5%から10%が相場です。中小企業では月額5万円から10万円のラインが多く見られます。ただし商品の単価や原価率によって調整が必要です。

Q3:業種によって重視すべきメディアは変わりますか? 

A3:日用品のようにリピート購入される商材は広告が有効です。食品や化粧品など第三者レビューが重要な商材はSNSのウエートが高くなります。基本的にはオウンドメディアをしっかり作ると、そのダイジェスト版を広告やSNSに流用できるため効率的です。

参加者の声・気づき

▼参加者の声:

・参加者A:「金額で線引きして考えるのは新鮮な発想だなと思いました」 ‎‎

・参加者B:「ユーザーインタビューを通してサイコグラフィックを模索していくのはありだと思います」 ‎‎

・参加者C:「メタ思考で全体の議論をラップしていく、その上下運動が定期的に必要だなと感じました」 ‎‎

・参加者D:「人楽でしかできない価値って何なのか、その答えがコンテンツにあるんじゃないかと思いました」 

次にやるべきアクションと次回案内

▼明日からできるアクション:

・自社サイトにGoogleアナリティクスを導入してデータ蓄積を開始する

・商品・サービスをカテゴリー別に整理してサイト構造を見直す ‎‎

・バスケット単価4000円を基準に広告戦略とコンテンツ戦略の比重を決める ‎‎

第1回Web勉強会「マーケティングとは何か?」で使用したマインドマップと参加者とのディスカッションの様子

この回の詳細レポート記事

登録のご案内

こちらの関連記事も併せてご覧ください。「マーケティングの定義」を総論的に解説しています。

ボンセレ代表 伊藤祐介

講師紹介

株式会社ボンセレ 代表取締役
伊藤 祐介(いとう ゆうすけ)

 

❖ プロフィール

東京出身の“氷河期世代”。
身長182cm、見た目は大きめ、中身は細かめ。

公務員からスタートし、フレンチレストラン、築地魚河岸、ワインショップなど、業種も業界も超えて現場を経験。のちに広告代理店、EC支援、WEB制作へと軸足を移し、現在は複数企業のWEB戦略を支援。実務と現場視点に根ざした教育者です。


❖ 専門領域

  • WEBマーケティング/EC戦略立案

  • コンテンツ企画・制作

  • 広告運用(SNS/検索)

  • 顧客接点の設計とCRM支援


❖ 教育観・講義スタンス

「右腕は、育てることができる」。
人は“経験”だけでは変わりません。
変化するのは、思考のプロセスを鍛えたとき。

私は現場から、企画・広告・制作・接客・分析まで、すべての工程を実践してきました。だからこそ、「考えて動ける右腕」を育てるには、手を動かし、振り返り、問い直す場が必要だと考えています。


❖ 右腕育成にかける思い

「社長の想いを言語化し、現場に翻訳する存在」が右腕です。
単なるWEB人材ではなく、“経営を理解し、支える人材”を育てたい
ひとつの強みを見つけ、自分にしかできない貢献の形を築く――
それが、このプログラムのゴールです。


❖ 私のルーツ

  • 仮説実験授業(板倉聖宣 提唱)
     科学的な思考法とディスカッションベースの学びに影響を受ける。

  • プログラミングとの出会い
     高校時代にBasicからスタート。VBAでの業務改善からWEB制作へ。


❖ 好きなこと

食べること・飲むこと・考えること。
最近のブームは激辛料理(ブートジョロキア)。