#1 AI時代のマーケティング:知識不足を解消し内製化へ

この動画は
「#1 マーケティングとは何か?実務担当者向け」
(2025.05.20開催)のダイジェストです。

講義の核心を90秒で解説!



~ AIで内製化の時代に備えよう ~

フル内容・解説記事はこちら ≫ マーケティングとは何か?本質を理解するためのWEB勉強会

オンラインサロン「メタ思考のグリア」

■AI時代のマーケティング大転換:なぜ「100万円のウェブサイト」は価値を失ったのか?

1. 導入:マーケティングの「当たり前」が崩壊している

「多額の費用を投じてウェブサイトを刷新したのに、一向に問い合わせが増えない」「広告代理店に運用を丸投げしているが、専門用語ばかりの報告書に不信感が募るばかりだ」――。今、多くの経営者や事業責任者が、こうした出口の見えない閉塞感に苛まれています。 その最大の原因は、長年信じられてきた「マーケティングの常識」が、AIという破壊的技術によって根底から覆されたことにあります。いまだに「マーケティング=広告」という安易な公式に縋(すが)り、本質的な構造変化を無視し続ける企業は、知らぬ間に「価値のないブラックボックス」へ莫大なコストを支払い続けることになるでしょう。今、ビジネスの前提がどう変わろうとしているのか。DXアーキテクトの視点から、その冷徹な真実を解き明かします。

2. テイクアウェイ1:広告運用をマーケティングと履き違える若手たちの末路

現代のウェブ業界、特に現場を支える若い世代において、「マーケティング」という言葉の意味が極めて矮小化されています。本来、マーケティングとは「調査・分析」「商品開発」「価格戦略」「チャネル構築(販売促進)」といったマーケティング・ミックス(4P)を統合的に設計する高度な戦略思考を指します。しかし、現在の現場では、単なる「広告運用」や「SNS更新」といったテクニカルな施策のみがマーケティングであると誤解されているのです。 なぜ、これほどまでに専門家たちの「基礎体力」が低下したのでしょうか。それは、デジタル領域の細分化が進みすぎた結果、ビジネス全体を俯瞰する視点を養う機会が失われたからです。 「マーケティングの基礎的な知識が足りてないなっていう方が基本、多くなってきました。」 この言葉は、単なる嘆きではありません。戦略なき「手法の切り売り」が横行している現状への重大な警告です。基礎知識という土台がないまま最新の広告ツールだけを回しても、それは砂上の楼閣に過ぎません。

3. テイクアウェイ2:補助金バブルの罪——

「中身のない100万円サイト」を量産する制作会社の正体 今、ウェブ制作業界には深刻な歪みが生じています。その元凶の一つが、デジタル化支援を名目とした「補助金」の存在です。「補助金が出るから」という甘い言葉に誘われ、多くの企業がウェブ制作に高額な予算を投じています。 その結果、市場には「一撃で100万円」を請求しながら、中身は既存テンプレートを流用しただけの、戦略も分析もない「器だけのサイト」が溢れかえることになりました。制作会社のコスト構造を分解すれば、その多くは単なる作業者の「人件費」であり、貴社の売上を伸ばすための「付加価値(ナレッジ)」はほとんど含まれていません。 実力が伴わない制作会社や、マーケティングの本質を知らない担当者が、補助金という公金によって延命している――。このバブルが生んだ「中身のない100万円サイト」は、もはや投資ではなく、単なる損失でしかありません。高額な投資が品質を担保する時代は、既に終焉を迎えたのです。

4. テイクアウェイ3:外注モデルの終焉——

AIが広告代理店の「聖域」を暴き、ナレッジを強奪した かつてマーケティングは、高度な専門性を必要とする「分業制」の極致でした。市場調査は調査会社、商品開発はコンサルティング、販促は広告代理店。企業はこれらの専門会社が独占する「ナレッジ」を、高い手数料を払って外注(アウトソーシング)するしか道がなかったのです。 しかし、AIの劇的な進化がこの不均衡を破壊しました。これまでプロの頭の中にしか存在しなかった高度な分析や戦略立案のノウハウが、AIというフィルターを通じて誰にでも手の届くものになったのです。これを「ナレッジの民主化」と呼びます。 「広告代理店あるいは、Web制作会社というのがAIに仕事を奪われてきてる。いわゆるナレッジと言われるようなものは全てAIに吸収され、それが一般の方でも活用できるようになってきた。」 この衝撃は計り知れません。プロが数週間かけて行っていた市場分析や競合調査を、AIは瞬時に、かつ同等以上の精度で出力します。外注先に高いマージンを払って「知見」を借りる必然性は、急速に失われつつあります。

5. テイクアウェイ4:唯一の生存戦略は「内製化(インハウス)」——

一気通貫のDXがもたらす破壊的スピード AIによって専門性の壁が取り払われた今、企業が進むべき正解は「内製化(インハウス)」の一択です。 ソース資料にある「オーバー(一括)」という言葉が示す通り、現代のマーケティングは、調査から販売までを外部を通さず「一気通貫(エンドツーエンド)」で完結できる環境が整っています。 内製化の最大のメリットは、スピードと透明性です。中間マージンを排除し、自社でデータを直接コントロールすることで、市場の変化に即座に対応する機動力が手に入ります。 ただし、ここで一つ断っておかなければならないことがあります。AIがあれば人間は何も学ばなくて良い、というわけではありません。 「ナレッジを0から学んでいくっていうのはやはり、いくらAIがあってもですね、なかなか難しいものなんです」 AIという強力なエンジンがあっても、それを操るパイロットに「マーケティングの基礎」という羅針盤がなければ、目的地には辿り着けません。AI時代だからこそ、人間は「本質的な知識」を習得する努力を怠ってはならないのです。

6. 結論:あなたはまだ「知識のブラックボックス」に課金し続けますか?

「100万円を払ってサイトを作る」という行為の価値は、今やゼロに近づいています。これからの時代、賢明なリーダーが投資すべきは、実体のない制作費ではなく、自社の「判断の精度」を上げるための教育とテクノロジーの統合です。 ナレッジがコモディティ化し、AIがスキルの再定義を迫る今、かつてのような「専門知識の差」で利益を得るビジネスモデルは崩壊しました。情報の非対称性に守られたブラックボックスに課金し続けるのか、それとも自らコントロールを握り、AIを使いこなす「自立した組織」へと進化するのか。 テクノロジーがナレッジを民主化した今、言い訳は通用しません。あなたは、自社の未来を外部に委ね続けますか? それとも、自らの手でハンドルを握る準備を始めますか?

ボンセレ代表 伊藤祐介

講師紹介

株式会社ボンセレ 代表取締役
伊藤 祐介(いとう ゆうすけ)

 

❖ プロフィール

東京出身の“氷河期世代”。
身長182cm、見た目は大きめ、中身は細かめ。

公務員からスタートし、フレンチレストラン、築地魚河岸、ワインショップなど、業種も業界も超えて現場を経験。のちに広告代理店、EC支援、WEB制作へと軸足を移し、現在は複数企業のWEB戦略を支援。実務と現場視点に根ざした教育者です。


❖ 専門領域

  • WEBマーケティング/EC戦略立案

  • コンテンツ企画・制作

  • 広告運用(SNS/検索)

  • 顧客接点の設計とCRM支援


❖ 教育観・講義スタンス

「右腕は、育てることができる」。
人は“経験”だけでは変わりません。
変化するのは、思考のプロセスを鍛えたとき。

私は現場から、企画・広告・制作・接客・分析まで、すべての工程を実践してきました。だからこそ、「考えて動ける右腕」を育てるには、手を動かし、振り返り、問い直す場が必要だと考えています。


❖ 右腕育成にかける思い

「社長の想いを言語化し、現場に翻訳する存在」が右腕です。
単なるWEB人材ではなく、“経営を理解し、支える人材”を育てたい
ひとつの強みを見つけ、自分にしかできない貢献の形を築く――
それが、このプログラムのゴールです。


❖ 私のルーツ

  • 仮説実験授業(板倉聖宣 提唱)
     科学的な思考法とディスカッションベースの学びに影響を受ける。

  • プログラミングとの出会い
     高校時代にBasicからスタート。VBAでの業務改善からWEB制作へ。


❖ 好きなこと

食べること・飲むこと・考えること。
最近のブームは激辛料理(ブートジョロキア)。